外国人が日本人と結婚してもすぐには日本に住めない
外国人が
日本人と結婚したからといって
自動的に日本に住む権利が
与えられるわけではありません。
必要な手続きを踏んで、
政府から日本に住む許可を得る
必要があります。
どんなに愛し合っていても、
政府に認められなければ住むことはできません。
(イギリス人は観光目的で短期滞在はできます。)
私の友達には、
イギリス人と結婚する
＝イギリスに一生住める
と思っている人がいました。
もっとすごいのは、
イギリス人と結婚したから
イギリス人になったのか？という人も。
世界のほとんどの国に
ビザ申請なく旅行できる日本人※にとっては
そもそもあまり馴染みのない話なんでしょう。
※外務省ホームページ
「2019年9月の時点で，下記の表の68の国・地域に対してビザ免除措置を実施しています。これらの諸国・地域人は，商用，会議，観光，親族・知人訪問等を目的とする場合には，入国に際してビザを取得する必要はありません。ただし，日本で報酬を受ける活動に従事する場合，又はそれぞれ国毎に決められた短期滞在の期間を超えて滞在する場合にはビザを取得する必要があります。」
例えば、
韓国に90日以内の短期観光旅行に行く時は
日本国籍を持つ私はビザ取得の必要はありません。
カンボジアに3日ほど観光に行ったときは、
事前にビザを取得しました。
今後、旦那と旅行に行く際、
日本国籍の私はビザ不要、
旦那のみビザが必要、
ということがあるかもしれません。
(逆ももちろんアリ)
ビザとはそもそも何？というと、
日本語では「査証」といいます。
私が友達に説明するときは
「滞在許可」って言ってます。
ビザにも仕事や学生などいろいろな種類がありますが、
私の旦那の場合には、
配偶者用のビザになります。
ビザを取るには
お金も時間もかかります。
(金額や期間は申請先によります)
今回、日本人の配偶者のイギリス人の場合、
正確には、
在留資格認定→ビザ申請
の流れになります。
その「在留資格認定証明書」を
もらうために、
私は
2019年10月中旬に
大阪出入国在留管理局で
イギリス国籍旦那のための
必要書類をたんまりと提出し、
(申請料は無料)
2ヶ月ほど待って、
「在留資格認定証明書」をゲットしました。
12月末に
「在留資格認定証明書」を
イギリス旦那宛て発送し、
1月初めには手元に届いたそうです。
これから旦那が
ロンドンの日本大使館へ
ビザ申請に行く予定です。
中には、
もともと日本に滞在している外国人が、
(ワーホリ、学生、観光、仕事など)
配偶者用のビザへ変更する手続きもあるそうです。
今回も観光ビザで入国し、
配偶者ビザに切り替える。
という手もあったかもしれませんが、
よく分からないのでやめました。
(将来的に日本に長期滞在することが
予想できそうなのに、
観光ビザで入国してよいのか、とか…)
「在留資格認定証明書」の申請に関しては、
私達の場合は、
弁護士等頼らなくても
自分たちでできる手続きでした。
少しは
ブログ検索等で体験談も見ましたが、
よく見たのは
法務省ホームページ
> > > 在留資格認定証明書交付申請
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-1.html
法務省ホームページ
> > > > > > 在留資格認定証明書交付申請（日本人の配偶者）
http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/ZAIRYU_NINTEI/zairyu_nintei1.html
私が申請のために提出したもの一覧を
また次回以降まとめます。
